シンクは水を使う頻度が高い為、水が飛び散る箇所には、水垢が溜まりがちです。
水垢の原因は水道水から出るカルキやカルシウム、マグネシウムから出る「ミネラル」です。
ミネラルが乾いたり、濡れたりを繰り返すうち、硬化してしまい、石鹸カスに油や食材が付着し白く曇ってしまいます。
ステンレス製シンク
■毎日のお手入れは台所用中性洗剤を使い柔らかいスポンジで洗います。
■汚れが落ちにくい場合は、シンクをスポンジで軽く洗い、汚れを浮かした後に、クリームクレンザーで丁寧に洗います。
※粒子の粗いクレンザーや金属たわし、ナイロンたわしは使わないでください。傷つきの原因になります。
それでも落ない場合。。。
ステンレスは塩素系洗剤が苦手なため、酸性のお酢かクエン酸を水で溶いたものを塗り、ペーパータオルなどで2~3時間湿布して置いてから、スポンジなどで擦るとキレイになります。
人造大理石シンク(樹脂製)
■毎日のお手入れは台所用中性洗剤を使い柔らかいスポンジで洗います。
■汚れが落ちにくい場合は、ナイロンたわしに中性洗剤をつけて洗います。
※塩素系漂白剤は変色の原因になります。シンクで漂白剤を薄めての使用はお控え下さい。
人工大理石シンク
■毎日のお手入れは台所用中性洗剤を使い柔らかいスポンジで洗います。
■汚れが落ちにくい場合は、クリームクレンザーをつけたメラミンスポンジで軽くこすります。
※コーティングしてあるのでメラミンスポンジで擦ると剥がれてしまう為、優しく円を描くようにこすります。
ホーローシンク
ホーローはデリケートな素材です。なるべくやわらかいウレタン製のスポンジを使い、中性洗剤で優しく洗いましょう。
酸性やアルカリ性の洗剤や、クレンザーを使用すると、傷がつく恐れがあります。たわしの使用も避けてください。
お手入れのあとは柔らかい布で仕上げを
キレイにお手入れされたあとは、柔らかい布で残った水分を拭き取ります。
お手入れしたあとの水分で水垢になってしまうのを防ぎます。
⚠意外と知らない「人工大理石」と「人造大理石」!!
お手入れ方法も違います!!
人工大理石と人造大理石では、どちらが多く聞くでしょうか?
人工大理石と人造大理石は全く別物です!
【人工大理石】
人工大理石はアクリル樹脂やポリエステル樹脂等の樹脂成分形成された人工素材です。
天然の大理石に比べ比較的、柔らかく傷つきやすい為、クレンザーやナイロンたわしで強く擦ると
白くなってしまったり変色してしまいますので使用する際は優しく擦って下さい。
【人造大理石】
人造大理石は天然の大理石を砕いた粉にして樹脂で固めたものです。
「酸」や「アルカリ」に弱く重曹やクエン酸が苦手です。
※キッチンメーカーやキッチンにより人工、人造大理石を使用していますので
取扱説明書でご確認して下さい。
排水口
■キッチンを使ったら、ぬるま湯を勢いよく流す。
排水口に油が流れると冷えて固まり、頑固な汚れになります。固まってこびり付く前に、ぬるま湯を流します。
■台所用中性洗剤で汚れを落とします。
排水口のぬめり防止
■排水口は食べ物カスや油や石鹸カス等で汚れやすく雑菌が付着しています。
匂いが気になるようでしたら、
カップ一杯の重曹を、排水溝がみえなくなる程度にふりかけ、温めたお酢1カップを流していきます。そして、5分ほど放置したところで、お湯(45度ぐらい)を流していきます。
重曹と酢の力の発泡作用による炭酸ガスで汚れと匂いをとってくれます。
■排水管のぬめりの防止にアルミホイルを使うとぬめりを防ぐ事ができます。
細菌やバクテリア、カビは、金属イオンが苦手なので、アルミホイルが水に触れると化学反応を起こし銀イオンが発生します。排水口にアルミホイルを丸めて入れておくとぬめりを防止できます。
お弁当箱を洗う時に、使用したアルミカップを入れておくのも経済的です。
※製品により排水口のゴミ受けがないものもあります。ゴミ受けがないものは排水口に流れ詰まりの原因になりますので使用をお避けください。